すこやか通信-2021年9月号-

大谷選手の二刀流とダイバーシティ(多様性)、〇〇ファースト

大谷選手が止まらない。8月末の時点で打ってはホームラン40本、投げては先発投手として8勝と話題の二刀流での活躍。私はこの事実を医科大学時代の友人たちのグループ内で「盲点。二刀流というよりは、今まで誰もがしなかっただけ。松坂大輔は打っても凄かったのでセリーグで同じようなことができた」と書き込んだが、友人からは避難轟々だった(笑)。

その反論で最も多かったのが「メジャーリーグという最もレベルの高いところで投手と野手として活躍しているので、高校野球とはレベルが違う」というものでした。物分かりのいい(笑)私はそこで引き下がったが、では松坂大輔がプロに入ってから投手と野手をしてない、というだけで、していたらどうだったかが不明のままの議論になってる。ニュースで流れてくる何十年ぶりの記録!などをそのまま鵜呑みにしているだけではないだろうか、と穿った見方をしてしまう。ちなみに大谷選手は大好きです(笑)、「頑張れ!大谷!」

ダイバーシティ&インクルーディング(多様性を持った人材を組織で生かそう)という経営方式が米国から始まり、トランプ大統領が「アメリカ・ファースト」という言葉を始めて使って、最近の日本の政治家の発言も「〇〇ファースト」ということが多い。

「〇〇ファースト」という言葉は、人間には限界があり、自分が出来る範囲は限られているので、「都民」を最も手厚くする、という都知事の発言は、国会議員ではないので、全く問題ないし、寧ろ各県知事や県会議員は「その地域ファースト」で、国会議員は「国益(国民)ファースト」でなくてはいけないと思う次第です。

ダイバーシティであるが、私は循環器学会のダイバーシティ・セッションで、心臓カテーテルと心エコー検査をしながら癌検査をする、という立場でシンポジストの一人に開業する前に選出されたことがある。これも今考えれば立派な二刀流であると思う。

私は開業して、一宮地域の人の健康寿命を他の地域よりも延ばしたい、という「一宮ファースト」であるし、一宮きずなクリニックが多様性をもった、いわばダイバーシティ・クリニックであるように今までの経験とこれからも自己研鑽を積んでいきといと思っています。

一宮きずなクリニック
院長 福田 大和